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イカせ屋稼業
第7章 そのなな
『翔汰おつかれさん。
はい、ポカリ』
甲斐が後部座席へとポカリを投げる。
『あざっす……………』
『ん?
どうした?声が病人みたいになってるぞ』
『…………病気なのかもしんない…………』
さすがに(?)冗談で返す気力が出ない。
バンワゴンは次の撮影場所である都内ホテルへ向かい走り始めた。
少し郊外になる。
『………本当に何かあったか?』
甲斐も真剣な声になった。
『…………イエ………………………
さっき一瞬たたなくて………………』
『お?……おお?
あの蒼井翔汰がか?』
甲斐は理由が分かると面白がっているように弾んだ声になる。
『…………一瞬ですけど。初めてだったんで、
驚いちゃって』
本当はマネージャーといえど甲斐も男だから、
言いたくないけれど……
撮影に差し支えたら?と懸念もあって翔汰は吐露した。
はい、ポカリ』
甲斐が後部座席へとポカリを投げる。
『あざっす……………』
『ん?
どうした?声が病人みたいになってるぞ』
『…………病気なのかもしんない…………』
さすがに(?)冗談で返す気力が出ない。
バンワゴンは次の撮影場所である都内ホテルへ向かい走り始めた。
少し郊外になる。
『………本当に何かあったか?』
甲斐も真剣な声になった。
『…………イエ………………………
さっき一瞬たたなくて………………』
『お?……おお?
あの蒼井翔汰がか?』
甲斐は理由が分かると面白がっているように弾んだ声になる。
『…………一瞬ですけど。初めてだったんで、
驚いちゃって』
本当はマネージャーといえど甲斐も男だから、
言いたくないけれど……
撮影に差し支えたら?と懸念もあって翔汰は吐露した。