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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
立ち上がったあとハッと顔を赤らめて『す、
すみません……』と座る。
『………岩瀬仁菜……だ。イワセニイナ。
ですよね?確か初等科・中等部ずっと同じだったような……』
拓矢は「ああ、そういえば…」と思い出したように言う。
『……はい(笑)
ずっと出席番号2番(あいうえお順)で、
曽我く……拓矢さんに「ニイナだから2で分かり易い」って言われてました』
岩瀬は大きな瞳を潤ませ、長い髪をかきあげて落ち着かない様子。
もじもじしている。
『ずっと、ご活躍拝見させて頂いてました。
拓矢さん、変わってなくて……………』
(ん?)
翔汰は岩瀬を見ていると(拓矢を好きだったんだな)と判った。
しかし、
いくら社会人になってるからといって小・中長く同じクラスだった女子に気づかない拓矢って……………………
翔汰は顔を背けて笑ってしまった。
コホン、と咳払いをする。
『同級生だったんすね!
良いなぁ〜。
そこらへんも混ぜながらインタビューしません?』
と場を切り替える。
『あ、す、すみません!
失礼致しました。
……では、インタビューさせて頂きますね。
お2人はゲイカップルなんですよね。
私生活、お二人の関係…をインタビューします。
出会いのきっかけ・好きになったエピソードを教えてください』
すみません……』と座る。
『………岩瀬仁菜……だ。イワセニイナ。
ですよね?確か初等科・中等部ずっと同じだったような……』
拓矢は「ああ、そういえば…」と思い出したように言う。
『……はい(笑)
ずっと出席番号2番(あいうえお順)で、
曽我く……拓矢さんに「ニイナだから2で分かり易い」って言われてました』
岩瀬は大きな瞳を潤ませ、長い髪をかきあげて落ち着かない様子。
もじもじしている。
『ずっと、ご活躍拝見させて頂いてました。
拓矢さん、変わってなくて……………』
(ん?)
翔汰は岩瀬を見ていると(拓矢を好きだったんだな)と判った。
しかし、
いくら社会人になってるからといって小・中長く同じクラスだった女子に気づかない拓矢って……………………
翔汰は顔を背けて笑ってしまった。
コホン、と咳払いをする。
『同級生だったんすね!
良いなぁ〜。
そこらへんも混ぜながらインタビューしません?』
と場を切り替える。
『あ、す、すみません!
失礼致しました。
……では、インタビューさせて頂きますね。
お2人はゲイカップルなんですよね。
私生活、お二人の関係…をインタビューします。
出会いのきっかけ・好きになったエピソードを教えてください』