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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
翔汰は女性ファンと同じくらい男性ファンが多い事実に驚いた。アンケートでは専ら女性ばかりが――アンチファン含め――回答していたから、
女性が大半だと思っていた。

DVDレンタル・購入してくれた客にはハグ&チュー。チョーカー・〔plus・i〕ももれなく。

冷やかし客もいるけれど、盛り上がって楽しい。




『拓矢!
おい……』


隣を見ると拓矢は汗を拭きながら顔が青白い。


『だから毎日朝食をちゃんと食べろと言ってんのに……
はい、ドリンク』


『………ああ、悪い……………』


『っとに………
野菜と肉を食べて鍛えりゃ保つの!
あっ、
こんにちは〜〜〜!
僕たちaijiって言いまーす』


DVDをレンタルしに来たらしい、若い女性グループ。
『きゃー』
『カッコいいんだけど?』『何しとっと〜?』
と寄ってくる。



『チョーカーどうですか?あ、
彼女なんかピッタリじゃん』
(テーブル下で隠れてドリンクを飲んだ)拓矢が言うと『えー、そうかなぁ?』『ユイナ似合う〜』
『これ、彼氏とペアにしたらよかよ』と即6個売れていく。


『こっちフレグランスだよ。
オマケ。
すんごい効果ありますからー。DVD彼氏と一緒に見る?』
と翔汰。


『やったー、ラッキー♪』『握手してくれん?』
とキャーキャーテンションが高い。


もちろん、女性客にもハグ&チュー。



手を振り帰っていく女性客を見送る。。


『なぁ……翔汰。
方言って良いね………』
拓矢が遠い目をして言う。『九州特にな(苦笑)』

『大阪弁も初めて聞いたし、
びっくりしたなぁ…
カルチャーショックだよ』


最初の三日間は大阪市だったのだ。

そのあと広島、そして北九州。


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