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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
『………んんっ………』

『気持ちイイ?』
翔汰はヘチマブラシを横に置いて、
拓矢の背中にカラダを当てた。

右手で肉棒を握り扱きつつ…………


『翔汰ズルい………
ああっ』


『拓矢……
我慢出来なくなってきた………』



誰も居ないし…………



拓矢がくるりと後ろに振り返った。

対面する。


拓矢は、
翔汰の肩を両手で掴んでキスをした。

『……ん……』
『はあっ……はぁ……』


唾液が絡む音が、
バスルームに木霊する。
響き渡る。



お互いに屹立したモノを握り合う。

扱き合う………


『ああっ………』
翔汰が喉を仰け反らせた。
首筋に拓矢の唇が吸い付き、
舌が這う。

ピクンと震える。



拓矢は左手を翔汰の背中に回して、
人差し指で背筋をツーッとなぞり下ろした。


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