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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
『おお、サンキュー。
何だ翔汰水くさい……
言えば良かったのに』


甲斐は起床して、
着替えながら土産を受け取りそう言った。
『おー、悪いな(苦笑)
嫁さん機嫌直すよ、これなら』
お土産にお菓子&翡翠が付いたネックレスを購入してきた。




『大丈夫なのか?
お袋さん?』
洗面所から甲斐が言う。



ふたりはホテルに戻って涼みつつ、
コーヒーを飲んでいる。


『大丈夫っぽいっす。
胃潰瘍だし、本人ピンピンしてました』



『そっか、
大病じゃなくてひと安心だな。

ふたりとも今日・明日でイベント回りも終了だ。

頑張れよ!』




「『 はーい』」


―――夜7時、
昨日と同じレンタルDVD屋にてイベントの準備を始めた。
翔汰がテントの支柱を立てていると、


女性が寄ってきた。
高校生くらいだろうか。
『あのーぅ?
すみませぇん、
お名前何て言うんですかぁ?』

『翔汰でーす』
―――こういう、
イベントとは関係ない所謂逆ナン系も多い。


名前を売るチャンスでもあるのだ。


『イベントで回ってるんすよー。
何のDVD借りに来たの?』


世間話から入っていく。



握手し、
女性は「ネットで見てみるよ〜」と笑いながら帰って行く。




夜10時を過ぎ、
ファンが列を作った。
なかなかDVDは売れないけれど、
会話をしてフレグランス・チョーカー類を勧めていく。

中には「彼氏とレス解消ができました」と言う女性ファンが居て、
翔汰は感無量だった。



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