この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イカせ屋稼業
第9章 そのきゅー
まだ住んでいないふたりの家で、
ふたりは暫くの間互いのカラダを貪り続けた。
――――『はー………』
窓の直ぐ下で開脚したまま座って息を吐いた翔汰。
目の前では拓矢が同じく『はああ………』
と息を吐きながら横たわっている。
『………………
荷物、運ばないとな(笑)』
『そーだね………
翔が美味しすぎて忘れるとこだった』
拓矢がムクッと起き上がる。
少し汗ばんだ顔に張り付いた長い前髪から、
切れ長の瞳が覗いている。
バチっと目が合う。
翔汰は『―――俺のせいかっ?』
と拓矢にデコぴんをした。
―――社長からの思いがけない〔ご褒美〕。
一軒家の家。
嬉し過ぎて頭では分かっているのに追い付かない。
前のワンルームは元々翔汰が住んでいて拓矢が越してきた(無理やりだけれど)。
けど、ここはふたりで1から住む場所だ。
(新婚フーフみたい…)
翔汰は何だかむず痒いくらい恥ずかしい。
社長に借りたトラックから荷物を下ろし、
ふたりで抱えて運び込む。
ふたりは暫くの間互いのカラダを貪り続けた。
――――『はー………』
窓の直ぐ下で開脚したまま座って息を吐いた翔汰。
目の前では拓矢が同じく『はああ………』
と息を吐きながら横たわっている。
『………………
荷物、運ばないとな(笑)』
『そーだね………
翔が美味しすぎて忘れるとこだった』
拓矢がムクッと起き上がる。
少し汗ばんだ顔に張り付いた長い前髪から、
切れ長の瞳が覗いている。
バチっと目が合う。
翔汰は『―――俺のせいかっ?』
と拓矢にデコぴんをした。
―――社長からの思いがけない〔ご褒美〕。
一軒家の家。
嬉し過ぎて頭では分かっているのに追い付かない。
前のワンルームは元々翔汰が住んでいて拓矢が越してきた(無理やりだけれど)。
けど、ここはふたりで1から住む場所だ。
(新婚フーフみたい…)
翔汰は何だかむず痒いくらい恥ずかしい。
社長に借りたトラックから荷物を下ろし、
ふたりで抱えて運び込む。