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イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
ぐちゃぐちゃ、ヌチャッと卑猥な音が響く。。

翔汰は跨がったまま、
拓矢のローションまみれの脚を何とか抱え持った。


目が合う。
カメラがふたりの全身を映す。

そのスキに、(拓、すき)と囁く。


拓矢の目も優しく綻ぶ。。




焦らして焦らして我慢の限界まで耐えてからひとつになったら、
熱さが増すかなと考えた。


もちろんカメラに向かっては〔サラリーマンがのしかかって責めている〕
風にしか映らない。


ぬめりで滑りそうになるから、
互いにキツく結ぶようにして入っている。



『あっ、あああっ……
こんなに凄いなんて……っ』
包帯男は自分が痛めつけようしたサラリーマンから、
想像以上の快感を与えられてしまった。


手は縛られ、自由がきかないカラダに穴が被さる屈辱的な興奮。


犯してるのに、犯されちゃってる。



______それは互いに曇りのない愛情があるから。

だから快感がうまれて増していく。


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