この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イカせ屋稼業
第12章 そのじゅーいち
__________榊百合絵は、
メモを眺める。


話してくれた篠原琴湖に礼を言い、
百合絵の別宅へ社員に送らせた。




1、金髪ロン毛の厳ついガテン系(目つき悪し)。
___これはKANAMEだろう。



2、スキンヘッド、サングラスで痩せ型・背が高い。
____これは、
甲斐から聞いた感覚ではKANAMEの右腕だろうか?
腰巾着かしら。


3、40~50歳くらい。背が高く痩せ型・黒髪ロン毛・あまり喋らない。
_____これは…………
昴【タカシ】さん…………………
頼むわよ。






そう。

通りで揉めた際に居た、一人だけ40代くらいの男。長い黒髪の男だ。
彼は探偵である百合絵の兄・理【サトル】の実質的伴侶である昴だった。


(昴さんが、そこまで主要スタッフに近付くなんて。
nineには何かまだあるわね。
大概、下っ端辺りを探るとボロもイモヅル式にでてくるのに……………
そこまで危険をリスクにするのは、
何かあるんだわ)


百合絵はじっとメモを見つめた。




4、黒髪、50歳くらい、
痩せ型、嗄れ声で見たのは一度だけ。
KANAMEが敬語を使う。

_____事務所所長のアノ男だ。


アタシはミントリアをあんたの手になどに渡さないわ。

百合絵は〔nine〕所長である男の風貌を思い浮かべると、
拳を握りしめた。

/712ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ