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イカせ屋稼業
第12章 そのじゅーいち
____その日の昼12時。



『たく~~~~~
起きろー』
翔汰は隣ですーすー寝入っている拓矢の肩を揺する。



いつもなら寝言なり寝返りなり反応がある。


しかし、
いかんせん3時間前に眠ったところだ。



翔汰も寝ぼけ半分だ。



今日は午後~夜中までの撮影予定。

昨日KANAMEとのいざこざがあったから、
百合絵社長から「撮影予定をずらせてOKよ」とメッセージがあった。

甲斐からも「午後2時に迎えに行く」と入っている。



スマホを弄りつつ、
拓矢の耳を引っ張ってみた。


『スースー………………』
健やかに眠っている。

半開きの口。
無防備…………………。





(まだ妬いてたとは…………)

昨日の拓矢の弁明(?)を訊いて、
内心嬉しかった。




理解したい気持ちは、
ヤキモチを払拭したいってコト。。




(そのくらい拓矢にとって俺は大きな存在なのかな)




KANAMEと唇を合わせた拓矢の表情は、
無表情だった。



気持ちが無ければ無論心も動かない。




(……………イカン、
でも腹立ってきた)


よーし。

深く寝入ってるなら。




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