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イカせ屋稼業
第12章 そのじゅーいち
拓矢は、
夢の中で翔汰に下半身を縛られている。


両腕だけ立て地べたに座り、
馬乗りになった翔汰と絡まっていた。

翔汰のアナルが自分の男根を咥えこみ、
卑猥な音をたてながら翔汰の引き締まった肉体が上下している。



「あ…………翔、
顔が見えないよ」

翔汰の顔がはっきり見えない。

辺りは明るいのに、
「拓………たく……」とはするのに。



「んんっ…………
翔、顔見せてよ」





「ダーメ」
翔汰は意地悪だ。



ただホッとする。
絡まっているだけで。

下半身に熱が集中する。

翔汰のナカはいつもアツイ。






「ああっ、翔っ………………!」

翔汰が唇を合わせてきた。



重ねて、
薄目を開く。




「拓矢くん、
優しいのね♪♪♪」
いつの間にか翔汰の顔がミサコに変わっていた。


『____うっぎゃあああああ!!!』












拓矢は目を覚ました。


はーはーと息を吐く。

『どした?』
首を起こすと、
ベッドの上で素っ裸。
そして下半身に翔汰が顔をつけていた。


男根を握り、
拓矢の顔を窺っている。




『…………は-、はー、はぁ…………ビックリした……………………………ミサコ嬢が……』


『は?
ミサコが何て?』翔汰が嫌そうな表情になる。


『…………イヤ、何でもない………………
夢だった……。
つか何してんの!』





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