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イカせ屋稼業
第12章 そのじゅーいち
『さー、
元気出して撮影するわよォ~~~~~』
当のイージーはいつも元気である。
アロハシャツに短パンも毎度違う組み合わせ。
クネクネしながらカメラをスタンバイさせる。
『元気あるってば』
翔汰は闘志を漲らせたまま、
ワイシャツのボタンを外した。
サラリーマンと包帯男は、
これから恋愛感情へと意識していくのだ。
素肌にワイシャツをはだけてスーツズボンはきちんと履く。
包帯男は既にスタンバイOKで座っている。
『恋愛感情湧くのって難しいね………』
包帯男__拓矢が呟いた。
『うん。
何度も呼び出されて、
カラダを重ねるうちに……って理屈では分かるんだけど』
翔汰も首を捻る。
『あらぁ、
あんたたちおバカねぇ。
あんたたちがfall in loveったのと同じじゃないの』
『あ』
『そっか!』
ふたりは顔を見合わせた。
サラリーマンと包帯男のような敵対心はなかったものの、
自然に心惹かれてくのは実体験としてある。
『そのまんまで良いってコトよ♪♪
loveっとすりゃいーの。
頭で考えないで体現しなさいな』
敵対する立場でありながら、
徐々に恋心を抱くことはありがち。
でも、いつから…………?
どうやって…………?
元気出して撮影するわよォ~~~~~』
当のイージーはいつも元気である。
アロハシャツに短パンも毎度違う組み合わせ。
クネクネしながらカメラをスタンバイさせる。
『元気あるってば』
翔汰は闘志を漲らせたまま、
ワイシャツのボタンを外した。
サラリーマンと包帯男は、
これから恋愛感情へと意識していくのだ。
素肌にワイシャツをはだけてスーツズボンはきちんと履く。
包帯男は既にスタンバイOKで座っている。
『恋愛感情湧くのって難しいね………』
包帯男__拓矢が呟いた。
『うん。
何度も呼び出されて、
カラダを重ねるうちに……って理屈では分かるんだけど』
翔汰も首を捻る。
『あらぁ、
あんたたちおバカねぇ。
あんたたちがfall in loveったのと同じじゃないの』
『あ』
『そっか!』
ふたりは顔を見合わせた。
サラリーマンと包帯男のような敵対心はなかったものの、
自然に心惹かれてくのは実体験としてある。
『そのまんまで良いってコトよ♪♪
loveっとすりゃいーの。
頭で考えないで体現しなさいな』
敵対する立場でありながら、
徐々に恋心を抱くことはありがち。
でも、いつから…………?
どうやって…………?