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イカせ屋稼業
第12章 そのじゅーいち
『_____あ』
翔汰は思い付いた。
第三者がいるときだ。
互いに惹かれるのは自然にだ。気がついたら好きになっているのが恋。
その時、
サラリーマンに恋人がいたら?その影が見えたら?
包帯男は〔恋心を認めざるを得ない〕んじゃないだろうか。
憎しみの対象だった相手を好きになる。
認めたくなくて気づかないフリをする。自分自身に。
だけど…………ヤキモチはどうしても誤魔化せない。
『いいこと思い付いた♪』
『え、何すんの?翔』
『それは撮影中にするよ』
『えー……………
ま、いいや。りょーかい』
かくて撮影スタートである。
今回も、
包帯男がサラリーマンを呼び出した。
毎回脅されてホテルに赴いてしまうサラリーマン。
自分を責めながら。
なのに止められない。
包帯男は、
立てって腰に手を当て鞭を廻す。
『さ~て…………どうしよっかな』
いたぶる気満々だ。
サラリーマンは正座して首を垂れている。
『こんな体になっちゃったからね…………』
包帯男が囁く。
『前は嵌められたし、
今度はこちらがヤらなきゃね』
サラリーマンはがっくり項垂れたまま。
手は後ろで拘束されていた。
ビシッ。
鞭がサラリーマンの肩を叩いた。
『くっ………』
圧で上体が傾く。
歯を食いしばるサラリーマン。
『痛い?
痛いよねぇ』
包帯男はニヤニヤ笑いながらも息が荒い。
胯間はもう膨れていた。
翔汰は思い付いた。
第三者がいるときだ。
互いに惹かれるのは自然にだ。気がついたら好きになっているのが恋。
その時、
サラリーマンに恋人がいたら?その影が見えたら?
包帯男は〔恋心を認めざるを得ない〕んじゃないだろうか。
憎しみの対象だった相手を好きになる。
認めたくなくて気づかないフリをする。自分自身に。
だけど…………ヤキモチはどうしても誤魔化せない。
『いいこと思い付いた♪』
『え、何すんの?翔』
『それは撮影中にするよ』
『えー……………
ま、いいや。りょーかい』
かくて撮影スタートである。
今回も、
包帯男がサラリーマンを呼び出した。
毎回脅されてホテルに赴いてしまうサラリーマン。
自分を責めながら。
なのに止められない。
包帯男は、
立てって腰に手を当て鞭を廻す。
『さ~て…………どうしよっかな』
いたぶる気満々だ。
サラリーマンは正座して首を垂れている。
『こんな体になっちゃったからね…………』
包帯男が囁く。
『前は嵌められたし、
今度はこちらがヤらなきゃね』
サラリーマンはがっくり項垂れたまま。
手は後ろで拘束されていた。
ビシッ。
鞭がサラリーマンの肩を叩いた。
『くっ………』
圧で上体が傾く。
歯を食いしばるサラリーマン。
『痛い?
痛いよねぇ』
包帯男はニヤニヤ笑いながらも息が荒い。
胯間はもう膨れていた。