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イカせ屋稼業
第12章 そのじゅーいち
バチン。

ビシッ。


数回叩かれ、
サラリーマンは横たわる。


包帯男は見下ろして冷笑していた。



『ココは反応してるんだね?』
しゃがみ、
サラリーマンのグレーのスーツズボンのジッパー部分を触った。


『…………触るな………』
屈辱と羞恥からサラリーマンが呻く。


包帯男ははだけたワイシャツから覗くピンク色の突起を鞭の先でつつく。

『ん…………あっ、』
サラリーマンは悶える。

魚のようにジタバタする。


ゴトン………

SM専用の暗い室内に響く音。

サラリーマンのズボンのポケットから何かが滑り落ちた。


『………………なんだ?』

包帯男が黒い塊を手にする。
スマホだ。


『やめろ!!
スマホに触るなっ』サラリーマンががなる。





ピンと来た包帯男。
『へぇ?
何か秘密でもあんの(笑)』



画面をオンにする。




『やめろ!
そいつは関係ない!!』


『………………………………………』
虚を衝かれる包帯男。






スマホ画面に、
サラリーマン__翔汰だ__の腕を組み笑うギャルっぽい女の子がいた。金髪のロングヘア。メイクが濃い。



『…………………は?…………』
拓矢の素の声。



キッとサラリーマンを睨む。

(誰だよ?!)
しゃがみ込み、
はだけたワイシャツを掴む。




翔汰は(やっぱり、狙い通り)と内心ガッツポーズだ。




拓矢は怒ってる。
嫉妬に燃えてる。
撮影中だということも忘れてるのが分かる。


『_____昔のことだよ』
意味ありげに囁くサラリーマン。


(……………………!!)
拓矢が掴んだ手を離して、
ぼう然とした。



イージーはすかさずその表情をズームインする。



画面いっぱいに、
怒り→→→ぼう然の拓矢の表情が写った。





ぶるぶると手を震わせると、
拓矢はサラリーマンに被さった。


(誰だよっ………………)

怒りに任せてワイシャツを引きちぎる。

ボタンが飛ぶ。







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