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イカせ屋稼業
第14章 そのじゅうに
イージーは〔美しく撮る〕のがポリシーらしい。



『さ、今回の撮影はひと段落ね~』


『あ、これで終わりなの?』
拓矢が包帯を外していく。



『まーね。
恋愛感情が湧いて、愛を確かめ合ったらハッピーエンドね。
次のお仕事、百合絵から聞いてないの?』


『とりあえず各自女優さんとの動画・DVD撮影が入ってます。
そういえば、社長から連絡ないなぁ』
翔汰は〔脳内予定表〕を確認した。


ふだん、甲斐経由でしか社長からは連絡が来ないけど。


篠原琴湖の様子も見てこよう。





『百合絵は動いてるわよ?
きっと兄さんを使ってね』

イージーが意味深に言う。


『お兄さん?百合絵社長の?何かしてる方なんすか?』

『兄さん、居るんだ………あの顔で男か……』
やはり拓矢の視点はちがう。



『探偵社をやってんのよ。
因みに、お兄さんもゲイよん。
ゲイもバイもビアンも多いわよねぇ?
確か事実婚してるはずよ、お兄さん。
事務所に行ったら訊いてみなさい、多分水面下で〔nine〕を探ってるはずよ』


カメラを片付けながら、
イージーが話す。



翔汰と拓矢はシャワーしにバスルームに入った。
(探偵か………すごいな、社長)翔汰は社長の人脈___身内だが___に驚いた。
いざというとき、探偵が身内にいると心強い。。

素早くながしてバスタオルで拭く。

私服を着ていると『おつかれー』と甲斐が室内に入ってきた。

ぞろぞろとホテルを出て、
それぞれ帰路に着く。


夜中3時だ。

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