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イカせ屋稼業
第14章 そのじゅうに
『____え_____』
『病気?事故か?』
『ええと、急性心不全………生活習慣病だな……』
tellを受けた社員が座る。
翔汰と拓矢は顔を見合わせた。
『KANAME……………荒れるんじゃないか?』
『かもね……………
お、記事にもカキコがっ』
『記事ぃ?
おい…………拓矢さぁ、隠れて何してんだよ~』
『ちょっとね。
KANAMEを翻弄してやろうと思ってさ』
『え?!拓、ホント何やってんの?
危ないじゃん、俺にも___』
翔汰が拓矢のスマホに手を伸ばした時だ。
バタン!!
事務所の入り口で音がした。
『キャーッ!!!』
女性社員の金切り声。
ふたりはバッと起き上がり、
入り口に走る。
『……………………KANAME………………』
KANAMEがはぁはぁと息を切らしてふたりを睨んでいる。
片手には…………………
黒く光る筒が覗く。___拳銃だ。
翔汰は生唾を飲み込んだ。
『どうしたの?』
こんな時にしれっと訊く拓矢。
『どうしただと………………?!
うちの社長をやったのはお前らだろ!!』
『え………んなわけねぇよ!
今社員が連絡を受けて初めて知ったんだか……』
パァンッ!
床に焦げ穴が開いた。
『………………………KANAME…………
しまえよ、それ!』
翔汰は怖いながらも挑んでゆく。
前のめりになった体を、
拓矢の左手がそっと制した。
(たく……………………………??)
『病気?事故か?』
『ええと、急性心不全………生活習慣病だな……』
tellを受けた社員が座る。
翔汰と拓矢は顔を見合わせた。
『KANAME……………荒れるんじゃないか?』
『かもね……………
お、記事にもカキコがっ』
『記事ぃ?
おい…………拓矢さぁ、隠れて何してんだよ~』
『ちょっとね。
KANAMEを翻弄してやろうと思ってさ』
『え?!拓、ホント何やってんの?
危ないじゃん、俺にも___』
翔汰が拓矢のスマホに手を伸ばした時だ。
バタン!!
事務所の入り口で音がした。
『キャーッ!!!』
女性社員の金切り声。
ふたりはバッと起き上がり、
入り口に走る。
『……………………KANAME………………』
KANAMEがはぁはぁと息を切らしてふたりを睨んでいる。
片手には…………………
黒く光る筒が覗く。___拳銃だ。
翔汰は生唾を飲み込んだ。
『どうしたの?』
こんな時にしれっと訊く拓矢。
『どうしただと………………?!
うちの社長をやったのはお前らだろ!!』
『え………んなわけねぇよ!
今社員が連絡を受けて初めて知ったんだか……』
パァンッ!
床に焦げ穴が開いた。
『………………………KANAME…………
しまえよ、それ!』
翔汰は怖いながらも挑んでゆく。
前のめりになった体を、
拓矢の左手がそっと制した。
(たく……………………………??)