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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
『よし、
yuukiさんと澤井まいなさんだな、後は』
翔汰は火照った頬を手の甲で冷やしながら『別事務所でよかったっすよね、
キャンセルの女優さんたち』
と甲斐に話す。
『そうだな。
ふあ~~~~~あ…………
眠い!
同じ事務所だったら即刻共演NG出されちまうだろうな。
お前らホントにラッキーだよなぁ』
甲斐はブラックガムをモクモク食べながら返す。
yuukiという女優は、
キャンセルの報せを受けて自宅にいるという。
マネージャーの男性はあまり困ってない様子で『いやぁ、突然キャンセルって困るんだよねぇ』と頭を搔いている。
菓子折と飲み物を渡すとソファーにポイッと投げた。
3人は頭を深々と下げ、
『本当に申し訳ありません………』と謝り倒した。
翔汰は頭を下げたまま拓矢を横目に見たが、
さっきの愛名みるくの時のように内ポケットから詫びの品を出す気配がナッシング。
男性マネージャーは『yuukiが拗ねちゃってさー。
賠償金倍額?
倍額だけですか……………』と怠そうに甲斐を見る。
『上乗せ致しますから。
こちらの都合でキャンセルしたのですから、
そりゃもう…………『失礼ですけど』
いきなり拓矢が割り込む。
これには翔汰もビックリした。
『本当にyuukiさんはキャンセルを受けて自宅待機してるんですか?』
拓矢は頭を上げて男性マネージャーに近寄る。
yuukiさんと澤井まいなさんだな、後は』
翔汰は火照った頬を手の甲で冷やしながら『別事務所でよかったっすよね、
キャンセルの女優さんたち』
と甲斐に話す。
『そうだな。
ふあ~~~~~あ…………
眠い!
同じ事務所だったら即刻共演NG出されちまうだろうな。
お前らホントにラッキーだよなぁ』
甲斐はブラックガムをモクモク食べながら返す。
yuukiという女優は、
キャンセルの報せを受けて自宅にいるという。
マネージャーの男性はあまり困ってない様子で『いやぁ、突然キャンセルって困るんだよねぇ』と頭を搔いている。
菓子折と飲み物を渡すとソファーにポイッと投げた。
3人は頭を深々と下げ、
『本当に申し訳ありません………』と謝り倒した。
翔汰は頭を下げたまま拓矢を横目に見たが、
さっきの愛名みるくの時のように内ポケットから詫びの品を出す気配がナッシング。
男性マネージャーは『yuukiが拗ねちゃってさー。
賠償金倍額?
倍額だけですか……………』と怠そうに甲斐を見る。
『上乗せ致しますから。
こちらの都合でキャンセルしたのですから、
そりゃもう…………『失礼ですけど』
いきなり拓矢が割り込む。
これには翔汰もビックリした。
『本当にyuukiさんはキャンセルを受けて自宅待機してるんですか?』
拓矢は頭を上げて男性マネージャーに近寄る。