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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
澤井まいなにも丁寧に謝罪をし、
詫びの品を差し出すと納得してくれて丸く収まった。
事務所に戻る道中だ。
『察知能力?
何だそりゃ』
『あー確かに!
拓矢、ぼけ~っとしてる割には鋭いもんなぁ。
愛名さんと澤井さん時は助かったよ』
甲斐が運転しながら笑う。
『yuukiさんの時には先にフォローしなかったじゃん?
あのマネージャーやる気なさげだし、
分かるけどさぁ……………
意外とああやって切り込んでくよなぁ』
翔汰は呆れるよりも尊敬してしまう。
自分のがでくのぼう如くぼけ~っとしてるじゃん!
『だってあのマネージャー怠そうだったし。
普通怒るでしょ?
「ああ、これは慰謝料ふんだくる気だなぁ」と思って先手。先に強く出たら相手は怖じ気づくよ。
こっちが謝罪してるのを逆手に取るんだよ』
やはりしれ~っとして言う。
翔汰は拓矢の右手を握りながら、
(コイツって交渉の場に向いてるよなぁ)とふと思う。
『さー!
これで心おきなく鴫ハルコ先生と一ヶ月撮影に入れるな!』
バンワゴンが通りを抜け、
事務所の駐車場に入る。
『一ヶ月でしょ?
場所は決まってんですかね?』
翔汰は首を回した。
昨日の今日だ。
まだ何も聞いていなかった。
『日本出るからね!
アフリカ大陸行くわよっ』
エレベーターに乗った途端、
鴫ハルコか駆け込み飛び入った。
『うわ!!
お、おはようございます……』
『アフリカぁ??!』
『えっ、じゃあ俺も行かなきゃ!?』
3人は同時に素っ頓狂な声を挙げた……………………
詫びの品を差し出すと納得してくれて丸く収まった。
事務所に戻る道中だ。
『察知能力?
何だそりゃ』
『あー確かに!
拓矢、ぼけ~っとしてる割には鋭いもんなぁ。
愛名さんと澤井さん時は助かったよ』
甲斐が運転しながら笑う。
『yuukiさんの時には先にフォローしなかったじゃん?
あのマネージャーやる気なさげだし、
分かるけどさぁ……………
意外とああやって切り込んでくよなぁ』
翔汰は呆れるよりも尊敬してしまう。
自分のがでくのぼう如くぼけ~っとしてるじゃん!
『だってあのマネージャー怠そうだったし。
普通怒るでしょ?
「ああ、これは慰謝料ふんだくる気だなぁ」と思って先手。先に強く出たら相手は怖じ気づくよ。
こっちが謝罪してるのを逆手に取るんだよ』
やはりしれ~っとして言う。
翔汰は拓矢の右手を握りながら、
(コイツって交渉の場に向いてるよなぁ)とふと思う。
『さー!
これで心おきなく鴫ハルコ先生と一ヶ月撮影に入れるな!』
バンワゴンが通りを抜け、
事務所の駐車場に入る。
『一ヶ月でしょ?
場所は決まってんですかね?』
翔汰は首を回した。
昨日の今日だ。
まだ何も聞いていなかった。
『日本出るからね!
アフリカ大陸行くわよっ』
エレベーターに乗った途端、
鴫ハルコか駆け込み飛び入った。
『うわ!!
お、おはようございます……』
『アフリカぁ??!』
『えっ、じゃあ俺も行かなきゃ!?』
3人は同時に素っ頓狂な声を挙げた……………………