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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
『拓矢くん…………………』

口に手を当て、見入っていた鴫。


『やだ!
今の微笑み良い!!

ちょっとそのまま!
ね、デッサンしていい???』と大きなバッグからスケッチブックとペンを取り出す。



『ちょちょちょ鴫さん!

今NO!打ち合わせ先にしましょうよっ』

翔汰が制し、
鴫は「あ、まぁそうだわね」と紙・ペンを仕舞う…………………


芸大の映像科を出ている鴫はデッサンも長けているらしい。







____翔汰は拓矢の言葉に胸が熱くなった。


そして、全く同じ考えだったことを嬉しく思う。



〔ミントリア〕を守りたい。

それはイコールお互いを守りたいということ。





拓矢は『先に連絡しときますから』と言い、
スマホでtellを始めた。

『あ、隊長?
俺、拓矢。
一ヶ月撮影でアフリカ北部行くんだけど…………

ああ、構わないんだ?
よろしく頼むね。

ちょっと待って?今〔新社長〕の甲斐さんに代わるから』





ヒョイとスマホを渡された甲斐。

出るといかにも厳しい訓練を受けただろう野太く落ち着いた声がする。『甲斐さまですね?
そが警備保障の泰【たい】と申します。
拓矢坊ちゃんから警備を依頼されました』




『ミントリア代表の甲斐です。

急な一ヶ月間になりますが…………、
構わないのでしょうか?』




『坊ちゃんの命令とあらば南極でも北極でも護衛致しますよ!

ご安心ください、
私どもは南スーダンに派遣経験があります。
対テロ組織と合同で撃ち合い経験もありますので!

食糧が届かず歩行中の鹿と牛を撃ち食べたこともありますな…………
あれはいい肉だった…………………
野性の血肉というのは臭くて火を通せば幾らでも入ります、ジビエ料理など赤子のミルクみたいなものですなワッハッハッハ』



甲斐は違う不安を覚え、
『ではお願い致しますね…………
日程は決まり次第にお知らせしますので』
と切り上げた……………………







どうにも変人ばかり(?)集まる性質なのか、
ともあれ日程とルートが決まった。




3日後、
国を出る。





それまで3日間ゆっくり過ごすことになった…………………………………

















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