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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
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『うー………………ふあぁ~~~~~。

よく寝た~~~』


窓から入る日差しで、
夕方だと分かる。



翔汰はベッドから下りて伸びをした。



ガシッと背後から抱き着かれる。


『はよー………………』



『何だ拓矢、自分で起きれんじゃん!』



『翔。
あの荷物何だよ?』


裸の拓矢の腕が伸びる方向には、
〔撮影旅行用〕の荷物としてリュックサックが3つ並んでいる。


その隣に、
小さなボストンバッグが1つ。



『あー、起きたら言おうと思ったんだよ。

アフリカ行く前に実家に顔出してこようと思ってさぁ。
長く帰ってないしなぁ………………』




『なんだ…………早く言ってよ。

俺も行く』





『?
う?うん、
当たり前じゃん。
あのボストンバッグの中、拓矢の下着も入ってるぞ』



『……………………………そっか』
拓矢は手を離してベッドに座る。



翔汰は(ははーん)と思った。

『何?
もしかして秘密でどっか行くと思った??
思ったね??(笑)』





『うるせー…………』
拓矢は背中を向けている。


白い筋肉が赤い。


恥ずかしいらしい。



『ははは、拓矢かわいいー!』
翔汰は思わず拓矢を抱きしめた。





『……………まぁ彩夏姫とミサコ嬢は元気そうだけどね…………………』

拓矢の肩越しに覗くと、
スマホ画面にはメッセージが沢山。


〔秋だね拓矢くん!!
新しく買った服似合う-??〕
メッセージにはヒラヒラしたトレンチコートに黒い透けタートル、タイトスカートにブーティ姿のミサコの写真がある。


〔アフリカ行くなら連れてってよー!!
あたしとー、友達5人だけ!!ダメかなぁ?!〕
これは彩夏だ。



『あっ、
拓矢にだけ送りやがってあいつら!!
俺にメッセージなんざ全く来ないのに!!』


しかもアフリカ行き、
先に知ってるし……………(翔汰は今日の夜tellしようと予定してたのだ)


変わりない安穏さ。



『アホかアイツは。
妹ながら呆れるな………』




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