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その恋を残して
第5章 それは、おとぎ話だ

 そう訊かれるた俺は、誠二さんの目を真っ直ぐに見て、こう答える。

「今は……信じています」

 すると――

「ハッハッハ!」

 誠二さんは、突如として高らかに笑った。

「なにか、可笑しかったですか?」

 俺が怪訝そうに見つめると――

「いいや――失礼」

 誠二さんは笑いを押さえてから、今度は厳しい顔を俺に向ける。


「そう、松名くんは信じたのか。でもね……それは、おとぎ話だ」


「おとぎ話……?」

 意味もわからずに、俺はその言葉を繰り返した。

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