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その恋を残して
第4章 二人で一人、なのです

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 週が明けて月曜日の早朝。俺は学校から少し離れたコンビニにいた。

 何故、そんな場所にいるのか? と、訊かれれば、それは蒼空を待っているからだ、と答えなければならない。

 土曜日、俺と蒼空と会って、お互いの気持ちを確認し――と、その話は今はいいか。ちょっと思い出しただけで顔が緩む。朝からコンビニ前で、一人でニヤニヤしていたら危ない奴と思われてしまいそうだ。

 とにかく、土曜が蒼空だったので、昨日の日曜は怜未。だから、今日は蒼空の日なのである(この一文だけ読まれると、変な誤解を受けそうだな……)。

 つまり何が言いたいかというと、蒼空とこのコンビニで待ち合わせて、一緒に登校するのを約束していた。まあ、学校ではあまり話せないと思うので、せめて朝の僅かな時間だけでもという訳であるのだ。

 ちなみにそれを提案していたのは、蒼空の方だった。

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