この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密の恋人
第3章 始マリノ裏側
慌てて会計を済まし、タクシーを拾うべく外に出た。

大通りまで向かいながら、途中のコンビニでスポーツドリンクを買った。

乗る予定のないバス停のベンチに腰掛け、スポーツドリンクを少しずつ飲ませる。

急性のアル中などではなさそうなのが救いだった。

吐き気を催した時のために、スポーツドリンクの入っていたレジ袋は捨てず、広げたままにしておいた。

タクシーに乗せるにしても彼女がどこに住んでいるのかも知らない。

「及川さん、タクシーで送るから、住所、言える?それか免許証か何か、住所の分かるものがあれば出して?」

「・・・・」


気を失っているわけではないものの、とろんとした目でぼんやりとこちらを見たまま、返答がない。

酔いがさめるまで付き合ってもいいが外では寒すぎて風邪をひく。

困って肩を揺さぶり再び声をかけた。
/179ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ