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秘密の恋人
第16章 普通ノ恋人
キスを重ねながら。

義隆さんの手が、私のショーツの中に忍び込んできて、敏感な部分に容赦なく触れる。

もう片方の手は胸を触り、的確に感じるポイントだけを攻めてくる。

義隆さんは、私のイイところなんて知り尽くしていて。
気持ち良すぎてちょっと腰が引けちゃうくらい。
身を捩って逃げようとしても逃げきれなくて…

義隆さんの指がナカに入ってきて、ナカと外の敏感な部分を同時に触られ、私は呆気なく達してしまう。

半身を起こし、ゴムをつけた義隆さんがグッと入ってくると、また快感の波に飲み込まれて。

いつものホテルのベッドとは違う、義隆さんのお家のセミダブルのベッド。見える天井もマットレスの固さもシーツの感触も。何もかもが違って、イケナイことをしてる気分になって、余計に感じてしまった。
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