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秘密の恋人
第21章 魅惑ノ香リ
「菜摘の指輪可愛い!見せて?」
そう言われて左手を差し出すと、ユリは私の手を取って薬指に嵌めたリングを眺めた。
「ダイヤだよね…たくさんついてるのにデザインが上品…私こういう石がたくさんついてるのってどうしても成金ぽく見えちゃってあんまり好きじゃなかったんだけど…ドコの?」
「…アヴニールっていうらしいの…このシリーズを企画したのが、まぁ、知り合いで…」
「はぁん、なるほど…それが彼氏なんだ!」
「違うよ!彼じゃなくて、息子なの!」
「…へ?」
「…あ…」
私は観念して、義隆さんのことや、出会うきっかけになった前川先輩のことを掻い摘んで話した。
「前川さんはあの頃からウラでかなり遊んでるってウワサあったしねぇ…そっかぁ…菜摘は前川さんだったのかぁ…ま、ルックスいいし人当たりも良かったしね…」
一つ息を吐いてメインのお肉をひと口食べ、
「ま、どんなきっかけにせよ今素敵なダーリンと一緒に居られるんならいいんじゃない?」
と笑った。
「ユリは?今何の仕事してるの?やりたいコトって仕事?プライベート?」
「私は今はアロマテラピーの資格とって、自宅サロンと、あとは講座開いたりしてるの。」
「アロマテラピー!素敵!」
「興味ある?」
「あるある!」
「じゃ、今度ウチおいでよ。オイルのマッサージしてあげる!」
「いいの?」
「いいよー。オトモダチ特典で特別に一回だけワンコインでやったげる。」
そんな感じで、ユリの家にお邪魔することになった。
そう言われて左手を差し出すと、ユリは私の手を取って薬指に嵌めたリングを眺めた。
「ダイヤだよね…たくさんついてるのにデザインが上品…私こういう石がたくさんついてるのってどうしても成金ぽく見えちゃってあんまり好きじゃなかったんだけど…ドコの?」
「…アヴニールっていうらしいの…このシリーズを企画したのが、まぁ、知り合いで…」
「はぁん、なるほど…それが彼氏なんだ!」
「違うよ!彼じゃなくて、息子なの!」
「…へ?」
「…あ…」
私は観念して、義隆さんのことや、出会うきっかけになった前川先輩のことを掻い摘んで話した。
「前川さんはあの頃からウラでかなり遊んでるってウワサあったしねぇ…そっかぁ…菜摘は前川さんだったのかぁ…ま、ルックスいいし人当たりも良かったしね…」
一つ息を吐いてメインのお肉をひと口食べ、
「ま、どんなきっかけにせよ今素敵なダーリンと一緒に居られるんならいいんじゃない?」
と笑った。
「ユリは?今何の仕事してるの?やりたいコトって仕事?プライベート?」
「私は今はアロマテラピーの資格とって、自宅サロンと、あとは講座開いたりしてるの。」
「アロマテラピー!素敵!」
「興味ある?」
「あるある!」
「じゃ、今度ウチおいでよ。オイルのマッサージしてあげる!」
「いいの?」
「いいよー。オトモダチ特典で特別に一回だけワンコインでやったげる。」
そんな感じで、ユリの家にお邪魔することになった。