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秘密の恋人
第21章 魅惑ノ香リ
ユリの自宅にお邪魔すると、シンプルなインテリアのリビングに通される。
ディフューザーから細い蒸気が出ていて、とてもいい香りがした。
「マッサージは背中だから隣の部屋だよ。まずはカウンセリングからねー。」
ユリは紅茶を淹れてくれて。
その後、傍においてあった木の箱からアロマオイルの小瓶を2つ取り出すと、どっちがいい?と蓋を開けて香りを嗅がせてくれる。
香りはレモンとオレンジで。どちらも爽やかな瑞々しい香りがした。私はなんとなくレモンをチョイスする。すると、ユリは、その小瓶のオイルを紅茶のカップにポタリと垂らした⁉︎
ユリはニヤリと笑うと、
「大丈夫よ、100%植物から抽出したオイルだから食べられるの。こっちもオススメ。」
と、市販のチョコビスケットにオレンジをポタリと垂らし、パクッと食べた。
私も恐る恐るビスケットを食べてみる。
ごく普通のチョコビスケットなのに、オレンジの風味でオレンジピール入りのチョコのような上品な味がする。
紅茶も飲んでみると、たった一滴垂らしただけなのに、まるでレモンスライスを浮かべた時みたいないい香りで、とても美味しかった。
カウンセリングは、今の体調に加えて、家庭環境や仕事状況みたいな、ストレスを感じているかどうかの項目とか、悩みや希望みたいなものもあって、話しながら色々埋めていく。
ディフューザーから細い蒸気が出ていて、とてもいい香りがした。
「マッサージは背中だから隣の部屋だよ。まずはカウンセリングからねー。」
ユリは紅茶を淹れてくれて。
その後、傍においてあった木の箱からアロマオイルの小瓶を2つ取り出すと、どっちがいい?と蓋を開けて香りを嗅がせてくれる。
香りはレモンとオレンジで。どちらも爽やかな瑞々しい香りがした。私はなんとなくレモンをチョイスする。すると、ユリは、その小瓶のオイルを紅茶のカップにポタリと垂らした⁉︎
ユリはニヤリと笑うと、
「大丈夫よ、100%植物から抽出したオイルだから食べられるの。こっちもオススメ。」
と、市販のチョコビスケットにオレンジをポタリと垂らし、パクッと食べた。
私も恐る恐るビスケットを食べてみる。
ごく普通のチョコビスケットなのに、オレンジの風味でオレンジピール入りのチョコのような上品な味がする。
紅茶も飲んでみると、たった一滴垂らしただけなのに、まるでレモンスライスを浮かべた時みたいないい香りで、とても美味しかった。
カウンセリングは、今の体調に加えて、家庭環境や仕事状況みたいな、ストレスを感じているかどうかの項目とか、悩みや希望みたいなものもあって、話しながら色々埋めていく。