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秘密の恋人
第21章 魅惑ノ香リ
「膣ケアって知ってる?」
「⁉︎」
「このオイル、食べられるし、もちろん直接肌や粘膜につけることもできるの。マッサージはホントはサロンで1時間7000円のコースなんだけど。今日は特別でワンコイン。膣ケア用の持ち帰りのオイルを調合したかったらそこは材料費貰うけど、どう?やってみる?」
「…膣…って、ケアしなきゃいけないの…?」
「そこよ。性器って大事なトコロって認識はあるのに、ケアしてるヒトが少ないのよ!顔や目に見える部分は必死にケアするのに、隠れる部分は見なかったことにして野放しなのよ。アンダーヘアの手入れしないのなんて日本人だけらしいわよ?」
「…そ、そうなの…?」
「アメリカじゃポピュラーなの。アンダーヘアの手入れも膣ケアも。ケアすることで感度がアップするだけじゃなく、引き締め効果もあるから、締まりが良くなったり、産後や加齢による筋力低下からくる尿漏れにも効果あるし、あと、生理の時の不快感が全然違う。菜摘生理痛は重い方?」
「… 痛みはあるけど、薬飲まないと動けないとか、痛くて寝られないとかそんなこともないから、特別重いって認識はないけど…酷い時は、痛み止め飲むかな…でも月に1錠飲むかどうか、って感じ…それが軽いかどうかもよくわからない…そんなこと、ヒトに相談したこともないし…」
「そこ。個人差って一言で済ませてしまうでしょ。もちろんそれは違わないんだけど。重いっていうヒトの症状を聞いて、そうじゃないから自分は軽いんだろうとか、そんな自己判断しかできないわけ。経血量とか日数とかも、ヒトと比べることないから毎回自分はこんなもんだってなるじゃない。生理は病気じゃないって最初にズバッと言い切っちゃうのも問題あるのかもね。生理が病気じゃないのも痛みに個人差があるのも本当の事ではあるけど、でもその思い込みだけが先行してしまって婦人科系の病気の発見の遅れにも繋がってるの。痛みっていうのは身体のSOSなの。なのに病気じゃないって思い込みで、薬で押さえ込んで無かったことにするのよ。それって怖いと思わない?」
「⁉︎」
「このオイル、食べられるし、もちろん直接肌や粘膜につけることもできるの。マッサージはホントはサロンで1時間7000円のコースなんだけど。今日は特別でワンコイン。膣ケア用の持ち帰りのオイルを調合したかったらそこは材料費貰うけど、どう?やってみる?」
「…膣…って、ケアしなきゃいけないの…?」
「そこよ。性器って大事なトコロって認識はあるのに、ケアしてるヒトが少ないのよ!顔や目に見える部分は必死にケアするのに、隠れる部分は見なかったことにして野放しなのよ。アンダーヘアの手入れしないのなんて日本人だけらしいわよ?」
「…そ、そうなの…?」
「アメリカじゃポピュラーなの。アンダーヘアの手入れも膣ケアも。ケアすることで感度がアップするだけじゃなく、引き締め効果もあるから、締まりが良くなったり、産後や加齢による筋力低下からくる尿漏れにも効果あるし、あと、生理の時の不快感が全然違う。菜摘生理痛は重い方?」
「… 痛みはあるけど、薬飲まないと動けないとか、痛くて寝られないとかそんなこともないから、特別重いって認識はないけど…酷い時は、痛み止め飲むかな…でも月に1錠飲むかどうか、って感じ…それが軽いかどうかもよくわからない…そんなこと、ヒトに相談したこともないし…」
「そこ。個人差って一言で済ませてしまうでしょ。もちろんそれは違わないんだけど。重いっていうヒトの症状を聞いて、そうじゃないから自分は軽いんだろうとか、そんな自己判断しかできないわけ。経血量とか日数とかも、ヒトと比べることないから毎回自分はこんなもんだってなるじゃない。生理は病気じゃないって最初にズバッと言い切っちゃうのも問題あるのかもね。生理が病気じゃないのも痛みに個人差があるのも本当の事ではあるけど、でもその思い込みだけが先行してしまって婦人科系の病気の発見の遅れにも繋がってるの。痛みっていうのは身体のSOSなの。なのに病気じゃないって思い込みで、薬で押さえ込んで無かったことにするのよ。それって怖いと思わない?」