この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密の恋人
第21章 魅惑ノ香リ  
確かに…そう言われてみればそうかも…怪我したり病気を疑ったりしたら病院には行くけど、でも婦人科を受診するのは何となく抵抗がある。痛くても薬飲めば治まるから、病院に行くほどでもないんじゃない、て思ってしまう、その感覚が、普通なんだと思ってた。だけど、身体からのSOSを無視してる、と言われたら、それもそうかもしれない、と思えてきた。

「ま、出産経験のない女性は特に、パートナーでもない医者に局部を見せるっていうことに抵抗があるのは当然だし、ましてやそれが10代の若い子だったりしたら尚更のこと。そんな時に、母親とか、近しい身内が正しい知識を持ってたら、気軽に相談できるでしょ?アメリカは母親が、娘が初潮を迎えた時に、ケアの仕方も含めて生理がどんなものなのかとか、性教育も含めて教えるんだって。そういう考え方、すごくいいな、って思って。私も子供産みたいな、って思ってるし、将来そんな母親になりたいな、と思ってね。」

「…そうなんだ…」

確かに、そういう考え方は素敵だな、と素直に思えた。
ま、とりあえずマッサージしよっか、と促され、私は隣室に案内される。

そんなに広くない、四畳半くらいの小部屋もシンプルなインテリアで。窓とは違う側のカーテンを開けると、クローゼットを潰したのか、更衣スペースになっていた。壁にはセンサータイプの照明が付いてて、脱いだ服をかけるハンガーと脱衣カゴ。

「上はブラも取って。下は腰椎の辺りまで触るからウエストゴムならずらしてできるけど、違ったら脱いでショーツの上にバスローブ羽織って。上だけならバスタオルにしてくれると助かる。あと靴下もぬいで、ネックレスも外してね」

私はワイドパンツにストッキングも履いてたから、結局ショーツだけになってバスローブを羽織り、更衣スペースを出た。


/179ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ