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秘密の恋人
第21章 魅惑ノ香リ
エステサロンと同じ狭めのベッドにうつ伏せに寝る。顔の部分は穴が空いてて塞がらないようになっている。足元にブランケットを掛けてくれた。バスローブは背中もスナップで開くようになっていて、プチプチと外して背中が外気に触れる感覚。
「寒くない?」
「大丈夫…」
スルスルとオイルを伸ばされる感触に続いて、ポタポタと何かが垂らされる。落ち着く香りが広がった。
背筋をゆっくりと優しく触られるのはとても気持ちよくて…いつの間にかうとうとしてしまった。
「終わったよ」
声をかけられてはっと気づくと、40分も経っていた。背中のスナップも元通り閉じられている。
「やだ、寝ちゃってた…」
「気持ちよかったのね。リラックスできた?」
「なんか…身体が軽い気がする…別に受ける前に疲れてたってワケではないんだけど…」
「ゆっくりでいいから、起きて、着替えたらまたリビングにおいで。」
そう言ってユリは部屋を後にした。
私はゆるゆると身体を起こし、ベッドから降りて服を着、リビングに戻った。
リビングのテーブルには、10センチくらいのキレイな水色のガラス瓶と、15センチくらいの茶色いボトル、さっき紅茶やビスケットに垂らしてくれたのと同じようなオイルが数本並んでいて。
ソファに座るとウォーターサーバーからお水を汲んで、レモンのオイルを垂らしてくれた。
「水分とってね」
「ありがとう」
レモンの香りのお水をゆっくり飲む。スゥッと入っていく気がした。
「寒くない?」
「大丈夫…」
スルスルとオイルを伸ばされる感触に続いて、ポタポタと何かが垂らされる。落ち着く香りが広がった。
背筋をゆっくりと優しく触られるのはとても気持ちよくて…いつの間にかうとうとしてしまった。
「終わったよ」
声をかけられてはっと気づくと、40分も経っていた。背中のスナップも元通り閉じられている。
「やだ、寝ちゃってた…」
「気持ちよかったのね。リラックスできた?」
「なんか…身体が軽い気がする…別に受ける前に疲れてたってワケではないんだけど…」
「ゆっくりでいいから、起きて、着替えたらまたリビングにおいで。」
そう言ってユリは部屋を後にした。
私はゆるゆると身体を起こし、ベッドから降りて服を着、リビングに戻った。
リビングのテーブルには、10センチくらいのキレイな水色のガラス瓶と、15センチくらいの茶色いボトル、さっき紅茶やビスケットに垂らしてくれたのと同じようなオイルが数本並んでいて。
ソファに座るとウォーターサーバーからお水を汲んで、レモンのオイルを垂らしてくれた。
「水分とってね」
「ありがとう」
レモンの香りのお水をゆっくり飲む。スゥッと入っていく気がした。