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秘密の恋人
第6章 偶然ノ出逢
「あ、じゃぁ…SNSで、いいですか…?」
「うん。あ、じゃ、僕QR出すんで、読み取って?」
傘で片手が塞がっている巽さんは、バッグを脇に抱えてポケットから携帯を出した。
すぐにQRコードを出してくれる。
それを読み取って、アカウントを交換した。
巽さんのアイコンは、おそらくネコ、と思われる動物の鼻のドアップの画像だった。
おそらく、というのは、至近距離すぎて全体が写ってないからだ。
鼻と、ちょびっと舌の出た口元と、ヒゲの毛穴?の部分と、そこから生えたヒゲの根本の部分しか見えない…
「…このアイコン…」
「あ、コレ?おかしいでしょ。家で飼ってるネコ。アイコンにできる適当な画像ナイから、ネコの写真でも撮ろうと思ったらメッチャ近付いてきて、こんななっちゃって。ま、コレはコレでアリかな?と思って。」
と笑った。
「うん。あ、じゃ、僕QR出すんで、読み取って?」
傘で片手が塞がっている巽さんは、バッグを脇に抱えてポケットから携帯を出した。
すぐにQRコードを出してくれる。
それを読み取って、アカウントを交換した。
巽さんのアイコンは、おそらくネコ、と思われる動物の鼻のドアップの画像だった。
おそらく、というのは、至近距離すぎて全体が写ってないからだ。
鼻と、ちょびっと舌の出た口元と、ヒゲの毛穴?の部分と、そこから生えたヒゲの根本の部分しか見えない…
「…このアイコン…」
「あ、コレ?おかしいでしょ。家で飼ってるネコ。アイコンにできる適当な画像ナイから、ネコの写真でも撮ろうと思ったらメッチャ近付いてきて、こんななっちゃって。ま、コレはコレでアリかな?と思って。」
と笑った。