この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密の恋人
第11章 虚勢
いつしかシャワーの水音も止み、代わりにドライヤーの音が聞こえる。
菜摘が髪を乾かすのに要する時間は10分程度。
メイク用品は持って入って居ないから中で化粧はしない。

そもそも菜摘はいつもナチュラルメイクで、化粧してもしなくても大した違いはない。
唇に色が乗り、目元が、少しハッキリする程度だ。
目立つシミもなく、肌もキレイだ。

化粧を落としてもあまり顔が変わらないのは、いつの時代も男の好むところだろう。
ぼってりと塗られた化粧とそのニオイは…遠目には良いのだが近くに寄ると閉口してしまう。

化粧を落として別人のように変わり果てるのもいただけない。

髪も長いが手入れが行き届いており、不潔感はないし、指先も爪もキレイだ。短めに整えた爪に、淡いピンクかベージュのマニキュアで、今時のゴテゴテとした装飾を付けているところは見たことがない。

彼女の全てが私にとって好ましく…愛おしいものだった。

/179ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ