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秘密の恋人
第14章 決意
「面白かったですか?」

「んー、原作のが面白いかな。やっぱ原作好きだとさ、映画化されたら観たくなるんだけど、原作の魅力には勝てないの多いよなぁ…」

「ですね。小説なんかだと特に自分で勝手に作ったイメージがあるから、キャストからしてもうダメな時が…」

「あるある。マンガとかだと読者も作り手もビジュアル大事にすると思うけど、小説だと難しいね。イメージは人それぞれだろうから。でもビジュアル合格でも、こっちはどれだけ原作に忠実に再現できてんのかを観たくて行ってんのに、ヘンに捻り入れて結末変えちゃったりするの、良くないよね。」

「好きな原作だとガッカリですね。あと映像化にあたってのビジュアル重視なんでしょうけど…登場人物の性別変わったり設定変わったりするのもイヤかも。」

「ヤだね〜ソレ!」

エスカレーターの前のソファに腰掛けて盛り上がる。
巽さんの観た映画は知らなかったけど、原作モノの映像化に対する感想はほぼ同じだった。

「菜摘ちゃん、お茶しない?俺昼食ってないから腹減ってて。」

「いいですよ。」
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