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秘密の恋人
第14章 決意
手近なカフェに入った。
私はさっきコーヒーを飲んだところだからジュース。
巽さんはサンドイッチプレートとドリンクだった。
2人掛けのテーブルが空いてなくて、相席用の大きなテーブルに隣り合って座る。
足元のカゴに巻いていたストールを外してバッグと一緒に入れた。
巽さんが、私の首元を見て、少し目を見開く。
「…ストール、巻いてたほうがいいかも。」
と小さな声で呟いた。
「?」
巽さんの言葉の意味がわからず、首を傾げたら、巽さんが携帯を出して、何か打ち込んだ。
そしてその画面を見せられる。
メモアプリに、打ち込まれた文字は。
『キスマークついてる』
⁉︎
慌てて肩?首?何処?とパタパタと触る。
巽さんは自分の首の後ろと言うか、肩に近い部分を軽く触って、
「このへん。」
と言った。普段なら服で隠れる位置だけど、今日は知らないからボートネックのカットソーにしちゃったんだ‼︎
私は肩を竦めるように座り直し、寒い振りをしてストールを肩に羽織った。
巽さんが目だけで頷く。
キスマークついてるって声に出したら周りに聞こえるかもしれないから敢えてこっそり教えてくれたんだ…
もぅ恥ずかしい…義隆さんたら…
私はさっきコーヒーを飲んだところだからジュース。
巽さんはサンドイッチプレートとドリンクだった。
2人掛けのテーブルが空いてなくて、相席用の大きなテーブルに隣り合って座る。
足元のカゴに巻いていたストールを外してバッグと一緒に入れた。
巽さんが、私の首元を見て、少し目を見開く。
「…ストール、巻いてたほうがいいかも。」
と小さな声で呟いた。
「?」
巽さんの言葉の意味がわからず、首を傾げたら、巽さんが携帯を出して、何か打ち込んだ。
そしてその画面を見せられる。
メモアプリに、打ち込まれた文字は。
『キスマークついてる』
⁉︎
慌てて肩?首?何処?とパタパタと触る。
巽さんは自分の首の後ろと言うか、肩に近い部分を軽く触って、
「このへん。」
と言った。普段なら服で隠れる位置だけど、今日は知らないからボートネックのカットソーにしちゃったんだ‼︎
私は肩を竦めるように座り直し、寒い振りをしてストールを肩に羽織った。
巽さんが目だけで頷く。
キスマークついてるって声に出したら周りに聞こえるかもしれないから敢えてこっそり教えてくれたんだ…
もぅ恥ずかしい…義隆さんたら…