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秘密の恋人
第15章 幸セノ定義
エレベーターに向かいながらも携帯を弄る。入れたことを連絡してる風に見えたら良いんだけど…少し緊張しながら義隆さんの家のある12階を押した。
宅配の人は途中の6階で降りていった。
マンション自体は、ワンフロアに4戸の部屋割りらしく。
義隆さんの家は、1201だった。角部屋だ…
緊張しながらインターフォンを押す。
『はい』
義隆さんの、声だと思うけど、息子さんかしら…
『私…菜摘、です…』
『菜摘⁉︎』
ガチャン、と受話器が置かれ、バタバタという音の後、ガチャッとドアが開く。
ドアを開けたのは、義隆さんだった…
上下スウェット姿で、髪もボサボサで、普段の姿からは想像もできない感じだったけど…
「…どうして…」
「突然押し掛けてごめんなさい。でも、やっぱり、きちんと話したくて。今、息子さん、いらっしゃる?」
「いない…とりあえず、入って」
ドアをきちんと開けて、迎え入れてくれた。
宅配の人は途中の6階で降りていった。
マンション自体は、ワンフロアに4戸の部屋割りらしく。
義隆さんの家は、1201だった。角部屋だ…
緊張しながらインターフォンを押す。
『はい』
義隆さんの、声だと思うけど、息子さんかしら…
『私…菜摘、です…』
『菜摘⁉︎』
ガチャン、と受話器が置かれ、バタバタという音の後、ガチャッとドアが開く。
ドアを開けたのは、義隆さんだった…
上下スウェット姿で、髪もボサボサで、普段の姿からは想像もできない感じだったけど…
「…どうして…」
「突然押し掛けてごめんなさい。でも、やっぱり、きちんと話したくて。今、息子さん、いらっしゃる?」
「いない…とりあえず、入って」
ドアをきちんと開けて、迎え入れてくれた。