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秘密の恋人
第15章 幸セノ定義
「…義隆さんの、本音を聞きたいと思って。私なりに考えたの。義隆さんがどうして、私に若い恋人を作れって言い続けてきたのか。義隆さん自身が本当に繋ぎだと思ってるなら、なぜ、私にキスマークをつけたりするのか…」
義隆さんは目を見開き、
「参ったな。気付いてるとは思わなかった。」
「義隆さんは、本当は、私の事好きでいてくれてるんでしょう?私の事、自分だけのモノにしておきたいって、思ってくれてるのよね?だから、キスマークをつけたんじゃないの?だけど、年齢差を気にして、本音を隠してるんじゃないか、って、私は思ったんだけど。私、間違ってるかしら。間違ってるなら、はぐらかさないで否定して?」
義隆さんは俯き、軽く溜め息をついて、
「完璧な推理だよ。どこも間違っちゃいない。その通りだ。」
「本当?本当に私のこと好き?なら、ちゃんと好きって言って?」
「好きじゃない女性と、3年も関係を続けられるものか。私は、言葉こそ嘘を重ね続けたけれど、身体は正直に、誠心誠意愛したつもりだよ。それは届かなかった?」
義隆さんは目を見開き、
「参ったな。気付いてるとは思わなかった。」
「義隆さんは、本当は、私の事好きでいてくれてるんでしょう?私の事、自分だけのモノにしておきたいって、思ってくれてるのよね?だから、キスマークをつけたんじゃないの?だけど、年齢差を気にして、本音を隠してるんじゃないか、って、私は思ったんだけど。私、間違ってるかしら。間違ってるなら、はぐらかさないで否定して?」
義隆さんは俯き、軽く溜め息をついて、
「完璧な推理だよ。どこも間違っちゃいない。その通りだ。」
「本当?本当に私のこと好き?なら、ちゃんと好きって言って?」
「好きじゃない女性と、3年も関係を続けられるものか。私は、言葉こそ嘘を重ね続けたけれど、身体は正直に、誠心誠意愛したつもりだよ。それは届かなかった?」