この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きょうどうせいかつ。
第8章 しかけにんは おどろいた。
姫は少し驚いていた。
この二人、意外といいコンビかも。

「そもそも、共存させるメリットってなんだ」

「友達が増える」

「はあ?」

「いや、魔族とか、友達になってみたいやん。そりゃダミアンはもう友達やけど、もっとたくさんの人と仲良くなりたいし」

「それは、お前のメリットだろう?」

「そうやけど……。それの何があかんの?オレはオレの価値観でしか動けへんもん」

「──ははっ……。呆れるを通り越して笑えてきた。お前はどれだけ能天気なんだよ」

「その程度でいいと思うけどなあ。そんなん、ほんまにやってみな分からんし。どうだってよくないか?メリットなんて」

「よくないだろ」

「いや、だって──もし共存できたら

イザベラちゃん、幸せになれんねんで?」

「…………」

あ、黙った。
クリスはそう思い、自分も黙ることにした。

「……ふふっ。あははっ」

すごい、クリス。
勇者様が笑ってる。
頭がおかしくなったのかしら。

姫は密かにクリスを尊敬した。
クリスはそんなこと全く思わず、どうして勇者が笑っているのか分からず首を傾げていた。


/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ