この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きょうどうせいかつ。
第1章 ゆうしゃのたびは おわらない。

「つかぬことをお伺いいたしますが、勇者様、お名前は?」

「ブレット、と申します」

「ブレット様、私はエリザベス、イザベラとお呼びください。こちらはダミアン様。よろしくお願いいたしますね」

姫はにっこりと微笑んだ。その美しい微笑みは、ギリシャ彫刻のような、芸術的な美しさを兼ね備えていた。

よくこんな美しい姫を夢中にさせたな。魔王もなかなか侮れない。

勇者はそんなことを思いながら、目の前にある紅茶を一口飲む。

「その紅茶……」

「はい?」

「ダミアン様が用意されたのですよ。美味しいでしょう?」

魔王が入れた紅茶だと思うと、少し複雑な気分になったのだが、紅茶に罪はないし、味は申し分ないので、特に気にしないことにした。

「さて、旅の話をしてくださいませ。私、聞きたくてうずうずしていたんです! 」

/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ