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きょうどうせいかつ。
第10章 ゆうしゃはふたたび だまされた。
「不死の力の副作用か、僕たちは忘却する機能を失いました。その為、敵に知識を知られないように、僕たちは村を燃やし、ひとつに固まることなく、バラバラに生活することを決めました」

「…………」

「衰えることない知識欲は、魔界の情報じゃ満足できず、こちら側に足を踏み入れた者もいるでしょうね。僕のように」

「はあ……」

「まあ、僕がここにいるのは、知識を増やす上で、魔族と人間が共存するために、どのような行動を起こすのか、興味を持ったからっすよ」

「で、俺に殺された」

「この人、本当にひどいんすよ!いきなり後ろからここんとこ刺すんすもん」

そういって、心臓のところを指を指した。

「あの──」

「なんすか?」

「悪魔って、みんな不死者だったりしないですよね」

「ああ、大丈夫っすよ。不死なのは、ごくごく少数の種族なだけですから」

それを聞いて少し安心した。

そして、どうして安心したのか、違和感を覚えた。

「でもダミアンさんは、不死だったはずっすよ」

「──っ!」

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