この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きょうどうせいかつ。
第11章 ひゃっかじてんは かんがえた。

「いや……、知らない顔があるなーと」

「ああ、ニーナとセシリアのことか」

そう言って、クリスは二人を見た。
イザベラと話していて、非常に楽しそうだ。

「ブロンドの子がニーナ。黒髪の嬢ちゃんがセシリアやねんけど……。まあ、一回話しかけてみ?」

「何でだよ」

「ええから、話しかけてみって」

クリスにいわれ、渋々二人の元へいくブレット。
その様子を男どもがにやにやしながら見ていた。

「あのー……」

「はい、何でしょう?」

ブレットに応じたのは、ニーナの方だった。にっこりと笑顔で応じてくれたため、少し安心した。しかし、セシリアは、じーっとブレットを見ている。

何だかキャメロンさんみたいだな。

「えーっと……。こんにちは。ブレット、です」

「あら、あなたが勇者さん?こんにちわ、ニーナです。こっちの黙りしている子が、セシリア。セシリア、挨拶は?」

「……こんにちは」

セシリアは、ぺこりとお辞儀をした。
ただ、お辞儀をしている最中も、目線はブレットに注がれたままだった。

かなり怖いぞ……それ。

「ごめんなさいね。この子、人魚なんだけど、愛想がなくって……」

「え?人魚?この子が人魚なんですか?」

「え……ええ。人魚、よね、セシリア」

「…………」

「?」

「え、セシリア、返事してよ」

「…………………」

「ねえ……?へ、返事……」

「…………………………」

「せ、セシリ……、返事……う、うう……わあああああああああああ!」

「え!?」

/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ