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◯◯に行ってきました!(仮)
第3章 プライベートレッスン
「クロールのが一見カッコいいから皆やりたがるけど、フォームがなってないと進まないし無駄に疲れるだろ。筋肉も狙ったとこにつきにくいし。ちゃんとやれば平泳ぎもそんな不恰好にはならないんだ。で、あんまりガツガツ泳ぎすぎると疲れるし、お腹も空くからジム後に食べ過ぎたりすることない?」

「食べちゃう!すごいお腹すくの!」

「それ、逆に太るよ。あと肩とか腕も筋肉つくからしなやかな体型を目指したい女性にも不向きかも。理恵ちゃんは体幹を鍛えたいんだから、ゆっくり長く泳ぐ方がいいと思う。疲れない程度に、ゆっくりでいい、平泳ぎで泳いでみな。クロールより長く泳げると思う。」

「わかりました…」

理恵ちゃんの横で、床を蹴ってついて行く。腕のフォームを直したり、息継ぎのタイミングを教えたりしながら、気づいたら1時間くらい水の中にいた。

「そろそろ上がる?疲れたでしょう?」

「はい、ありがとうございました」

プールから上がり、キャップとゴーグルを外した理恵ちゃんの姿に、ドキッとしてしまった…
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