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◯◯に行ってきました!(仮)
第4章 魅惑のGirl's party
カナちゃんは、人差し指を立てて、

「いい?男ってのは、セックスに関してはタダの動物だと思いなさい。自分より強そうだと思った瞬間に怖気付くものよ。それでも挑んでくるのは飢えた猛獣だけだから、気の無いオトコになら虚勢でもなんでも強いフリするの。好きな彼には、だから、最初は言いなりになってあげて、可愛い女のコだ、って思わせとくの。
でも、慣れてからも、さぁヤッてちょうだい、ってスタンスだと飽きられるからね。こういう風にして欲しい、とか、彼の方から希望がでてきたら恥ずかしがらずに、できるだけ応えるの。出来なくても、わからないから教えて?ってのも唆るわね。自分の言うことを聞いてくれる気持ちがある、って思わせるだけでいいのよ。それがあるのとないのとじゃ盛り上がりが全然違うから!」

吉田さんは目の下を真っ赤に染めながら、こくこくと頷く。

「初めてって、自分から言った?それとも巽くんに気付かれた?」

「言いました…」

「巽くんはなんて?」

「大丈夫だよ、って優しくするからって言ってくれました…」


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