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お義姉さんは、BL義弟と彼氏のペット
第5章 義弟のカレと鏡の前で
尾骨からスリットへと指先でタオルを押し込まれる。

「いやっ!」

直は無視して、太ももの裏側から、

フクラハギを片方ずつ拭く。

「はい、こっち向いて。」

腰をくるっと回されると、膝まづいた直の顔が股関の前にあった。

結衣は顔が一気に熱を帯びるのを感じた。

「足をちょっと開いて。」

「イヤ!」

「うーん。じゃぁ、先に足を拭いちゃうよ。」

太腿、膝、スネを拭くと、右足の指の間を拭きだした。

「あのぉー、そこはいいです。」

「よくないよ。ちゃんと拭かないと。はい、左足。」

結衣は直の背中を見下ろしていた。

滑らかな肌の下の筋肉や、肩甲骨が動く様子にドキっとする。

「さぁーて、残る所は・・。」

「もう、いいです。服を着させてください。」

「あーん?まぁ、パジャマはだけてするのもいいけど、

どうせ下着が汚れちゃうよ?」

「なっ?」

「だって、ほら。」

直が右手の中指を、結衣のむき出しになった両足の付根に差し込んだ。

「あう!」

膝が崩れそうになる。

「濡れちゃっているでしょ?」

直の指は、足の間のスリットを擦り始めた。

クチュクチュという音が、結衣にも聞こえる。

「いやっ。」

「嫌じゃないでしょ。

ほら、カウンターに手を付いて、足を広げなさい。」

脱衣所の片側は、洗面台に続くカウンターがあり、

ドライヤーや化粧品が並べてある。

カウンターから天井近くまでは、鏡張りになっていた。

結衣は、カウンターに手を付き、火照った自分の顔と対面する。
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