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お義姉さんは、BL義弟と彼氏のペット
第5章 義弟のカレと鏡の前で
「痛いっ!」

直は、行為とは裏腹に、優しく

「目を閉じるなって言っただろ。」

と囁く。

痛みのせいか、快楽のせいか、

結衣の目に涙がにじんだ。

直はそれを見逃さず、さらに耳元で囁く。

「自分で乳首こねて、痛いのが気持ちよくて、

目が潤んでいる自分の姿を、よく見てろよ。

いやらしい女だな、結衣。」

「はぁ・・はぁ・・」

直の言葉の愛撫に、興奮が増す。

結衣は、左の指先でも乳首つまみ上げ、こねはじめた。

「あん・・はああん。

いいん・・きもちいい。」

腰が揺れ始める。

「はぁ・・、はぁ・・。

いやぁ・・。

こんな・・の・・。

こんな、わたし・・、いやぁ。」

直が、左耳を噛んだまま囁く。

「いやらしい自分が、イヤなのか?」

「イヤ・・なの・・・。

でも・・きもちイイ。

はぁ・・ああん。」

「やめられないクセに?

自分で乳首をこねて、腰を揺らしてして、

気持ちいいのに、自分がイヤなの?」

「イヤ・・。」

「じゃぁ、やめろよ。」

直は、小声で囁くと、耳の穴に舌を差し込んだ。

「イヤぁ・・。きもちイイの・・、

止まらない・・。」

クチュッと音を立てて、耳から唇が離れ

「結衣は、変態だなぁ。」

と囁く。

耳への感触と声の愛撫と、鏡の中の直の姿に、

結衣の下腹部は疼きを増し、腰が無意識にくねりだす。

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