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奇竹先生の卑猥な日常
第1章 奇竹書店
女子高生本人はうまくやったつもりだったのかもしれないが、今回は相手が悪かった。
奇竹書店には、12台ものカメラが目を光らせていたのだ。
12台あるカメラのうち、4台は言わば「囮(おとり)」のカメラなので、1階2階それぞれの端っこにて、天井から堂々と突き出ており、これらのカメラはかなり目立っていた。
もちろん言うまでもなく、囮とはいえ、その4台も偽物ではなく本物のカメラではあるが、
ところが、残りの8台は、高性能かつ極小の監視カメラであり、しかも巧妙に隠されていたのだ。
書棚の上部は、ビーズや貝殻などを駆使した飾りで彩られていたのだが、その中にこっそりと隠しカメラが紛れ込んでいた。
女子高生の犯行を捉えていたのも、この隠しカメラのうちの一つだったというわけだ。
奇竹書店には、12台ものカメラが目を光らせていたのだ。
12台あるカメラのうち、4台は言わば「囮(おとり)」のカメラなので、1階2階それぞれの端っこにて、天井から堂々と突き出ており、これらのカメラはかなり目立っていた。
もちろん言うまでもなく、囮とはいえ、その4台も偽物ではなく本物のカメラではあるが、
ところが、残りの8台は、高性能かつ極小の監視カメラであり、しかも巧妙に隠されていたのだ。
書棚の上部は、ビーズや貝殻などを駆使した飾りで彩られていたのだが、その中にこっそりと隠しカメラが紛れ込んでいた。
女子高生の犯行を捉えていたのも、この隠しカメラのうちの一つだったというわけだ。