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奇竹先生の卑猥な日常
第1章 奇竹書店
そしてそれから1週間後のこの日、隠された監視カメラが睨む前で、女子高生による二度目の万引きが行われようとしていた。
必要以上にきょろきょろと辺りを見回す女子高生は、次の瞬間、手にしていたコミックを自身のバッグへ。
その現場を見ていた者は誰もいなかったが、カメラだけがしっかり一部始終を記録していた。
そのため、それから約3時間後の現在、映像を通じて店長の奇竹が知るところとなったというわけだ。
思わず、ほくそ笑む奇竹。
「今回も6時過ぎだな。しかも、前回同様に木曜日じゃないか。さらに言えば、こいつが店に来る日は、決まって木曜か金曜だ。……つまり、来週木曜6時ごろ、少なくとも来店はする可能性は高いはずだ。そして、ひょっとしたら、またやるかもしれない!」
必要以上にきょろきょろと辺りを見回す女子高生は、次の瞬間、手にしていたコミックを自身のバッグへ。
その現場を見ていた者は誰もいなかったが、カメラだけがしっかり一部始終を記録していた。
そのため、それから約3時間後の現在、映像を通じて店長の奇竹が知るところとなったというわけだ。
思わず、ほくそ笑む奇竹。
「今回も6時過ぎだな。しかも、前回同様に木曜日じゃないか。さらに言えば、こいつが店に来る日は、決まって木曜か金曜だ。……つまり、来週木曜6時ごろ、少なくとも来店はする可能性は高いはずだ。そして、ひょっとしたら、またやるかもしれない!」