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奇竹先生の卑猥な日常
第2章 ローカルアイドル事務所
 前の三人のときと同じく、奇竹が今後の説明を済ませた後、挨拶の後、慶子は退室していった。



 一人になった奇竹は、いよいよ最後のエントリーシートを手にして独り言を呟く。

「まさか、三人連続でヤらせてもらえるとはな……。つくづく、所長冥利に尽きる! そして、次がラストの琴美(ことみ)ちゃんだ」

 早くも琴美の裸を妄想したのか、ニヤニヤしながら奇竹が続ける。

「琴美ちゃんは香織ちゃんと並んで、このオーディションを受けた子の中で、飛びっきりの『清純そうなルックスと挙措動作』を誇っているように俺には見えた。この子もきっと手ごわいと思うけど……香織ちゃんほどではないと、俺の直感が告げている。『見た目は清楚で清純な感じだけど、実は淫乱』ってパターンを期待したい!」




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