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第2章 ローカルアイドル事務所

「何をすればいいのでしょうか？」

「そんなに大変なことをお願いするわけではございません。まず、服を全て脱いでいただけますか？」

「ええっ？！」

　驚愕と困惑の表情を浮かべる琴美。

　奇竹にとっては、予期していた反応らしく、平然と説明を続ける。

「やはり、服の上からでは、琴美さんのスタイルがよく分かりませんので。それと、もう１つだけ、後で申し上げます理由もございます。どういたしましょう？」

「服を全てって……裸っていうことですよね？　こ、困ります……」

　まだ何一つ脱いでいないにも関わらず、胸に両手を当てながら琴美が言った。

　すると、奇竹は笑顔を見せて言う。