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奇竹先生の卑猥な日常
第2章 ローカルアイドル事務所
奇竹も興奮のためか、僅かに身体を揺らしながら言った。
「私に任せていただけると、万事上手くいきますよ。それに、お忘れですか? まだ15分間が過ぎておりません。もちろん、『琴美さんのお身体に手を触れない』というお約束は守れるかどうか分からないのですが……安全に作業を進めるため、やむを得ないことなのでご了承ください。15分以内に全て終了いたしますし、終了の瞬間、『合格』とさせていただきます」
奇竹はどうにか説得しようと必死なようだ。
それでも、琴美は首を縦に振ることはできない。
裸を見られているだけでも恥ずかしいのに、ましてや剃毛など、琴美にとっては「あり得ない」とすら言いたくなるようなことだ。
もっとも、相手が女性エステティシャンや女性看護師などであれば、琴美も素直に従った可能性は高いのだが。
いや、琴美は相当な恥ずかしがり屋なので、たとえ相手が女性でも嫌がったかもしれない。
ともかく、今回は相手が、会うことすらまだたった二度目の、しかも男性の奇竹なので、琴美が到底承服できないのは致し方ないことかもしれなかった。
「私に任せていただけると、万事上手くいきますよ。それに、お忘れですか? まだ15分間が過ぎておりません。もちろん、『琴美さんのお身体に手を触れない』というお約束は守れるかどうか分からないのですが……安全に作業を進めるため、やむを得ないことなのでご了承ください。15分以内に全て終了いたしますし、終了の瞬間、『合格』とさせていただきます」
奇竹はどうにか説得しようと必死なようだ。
それでも、琴美は首を縦に振ることはできない。
裸を見られているだけでも恥ずかしいのに、ましてや剃毛など、琴美にとっては「あり得ない」とすら言いたくなるようなことだ。
もっとも、相手が女性エステティシャンや女性看護師などであれば、琴美も素直に従った可能性は高いのだが。
いや、琴美は相当な恥ずかしがり屋なので、たとえ相手が女性でも嫌がったかもしれない。
ともかく、今回は相手が、会うことすらまだたった二度目の、しかも男性の奇竹なので、琴美が到底承服できないのは致し方ないことかもしれなかった。