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奇竹先生の卑猥な日常
第1章 奇竹書店
 執拗なほどに辺りを見回してから、女子高生の手がスッと素早く動く。

 そして、電光石火の早業で数冊のコミックを掴み取ると、バッグの中へと押し込んだ。

 その瞬間をしっかり確認すると、奇竹は大急ぎで事務室を飛び出した。




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