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奇竹先生の卑猥な日常
第3章 ヌードデッサン教室
 奇竹が部屋の奥から小さな敷物を移動させてきて言う。

「練習ということで、シンプルな立ちポーズをお願いしましょうか。とりあえず、こちらの上に立ってください」

 由梨花は「はい」と小さく答え、言われたとおりに、部屋の中央付近に敷かれた敷物の上へと移動する。

 奇竹はさらに由梨花に身体を近づけて、指示を続けた。

「足を少しだけ開いていただいて……。手は後ろに、お願いします」

 頷き、従順に動く由梨花。




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