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第3章 ヌードデッサン教室

　観念した由梨花は、ゆっくりをその両手を下ろし、背後に回してゆく。

　これにより、淡い色合いの乳首や乳輪、そして股間を彩る黒々した茂みが、その姿を現すことになった。

　既に由梨花の顔色は真っ赤で、身体は僅かに揺れている。



　男性陣はというと、完全に露（あらわ）になった由梨花の美しい裸身に釘付けになっていた。

　歓声こそあがらなかったものの、中には満足げな笑みを隠し切れない者もいるようだ。

　由梨花はそんな男性陣の反応をつぶさに観察していたわけではないものの、強烈な視線を全身に感じていた。

　どうにか耐えようと、ややうつむき加減となり、唇を噛み締める由梨花。

　そんな由梨花にはお構いなしに、奇竹が言った。

　１０名の男性たちと同じく、遠慮のない視線を由梨花の乳首や股間へ向けながら。